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日刊建設タイムズ社
2021/08/06

【千葉】「使命感」で有事対応誓う/池口県土整備部長を訪問/千葉県建設業協会三役

 (一社)千葉県建設業協会の橋順一会長(轄kエ工務店)をはじめ、小宮山房信氏(渇ェ部建設)、内山弘通氏(鈴木土建梶j、石井良典氏(石井工業梶jの各副会長と大林正章・専務理事の三役一行は5日、県庁を訪れ、池口正晃・県土整備部長を表敬訪問した。橋会長は、自然災害や家畜伝染病への対応に関して「有事の際には、態勢を整え即応できるよう努めているため、安心していただきたい」と話し、続けて「受発注者双方が、普段から意見交換していくことが何よりも大事なこと」と強調した。さらに「特に公共事業に携わる者として、労をいとわない『使命感』が根底にある」と述べた。
 池口部長は、東日本大震災において多くの建設会社が早期に行動を起こし、知恵が生かされたことで乗り越えることができたことを説明。建設業界に対する期待を語った。
 また、内山副会長は「東京に近い都市部と房総地域では大きな格差がある」と指摘し、地域の建設業者の経営安定を図るため、必要な公共工事の発注を求めた。池口部長は「日常の活動で技術を培っているからこそ、緊急時の対応ができると考えている」と理解を示した。
 また、小宮山副会長は「県内でも、南部の直轄工事は限られている」との見解を示した。池口部長は「交付金事業が少しでも多くなれば、市町村の負担は軽減される。現地を回ってニーズを確認したい」と応じた。
 石井副会長は、都市部の建設現場では3密が防げず、アルコール消毒や体温測定による水際対策だけでは限界があると説明し、PCR検査キット設置への補助を要望。池口部長は「継続して必要になるようなら、変更契約で対応できるか検討しなければならない」との考えを示した。k_times_comをフォローしましょう
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