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　豊中市は、民間活力の導入で活性化を図る千里中央公園について、整備・運営事業者を公募型プロポーザルで募集する。企画提案書を11月９日まで受け付ける。12月下旬以降に事業者を決定する予定だ。
　２０２０年３月に策定した同公園再整備基本計画で示した、民間事業者の公園運営参入や再整備の方針を踏まえた提案を求める。
　再整備のコンセプト「『元気×公園』〜アクティブに楽しむ公園」に基づき、収益施設、公園の活性化事業、公園自動車駐車場、魅力づくりの目標などの提案を求める。
　アンケート調査の結果から「くつろぎ」「活気」「遊び」の三つの視点による整備を進める。想定されるものとして、自然景観を楽しむスポット、トイレなどアメニティー施設、　飲食店舗、　遊具施設、ランニングコース、ボランティア拠点などの整備を挙げている。民間活力の導入可能な事業手法としては指定管理者制度、設置管理許可制度、Ｐａｒｋ―ＰＦＩ（公募設置管理制度）を想定する。
　プロポーザル参加の対象事業者は、施設の設計・建設、運営・維持管理を行うために必要な企画力、技術力、資本力などの経営能力を備えた単独法人または複数法人によるグループであることなど。
　企画提案に先立って８月20日に説明会を開いた後、企画提案を受け付け、１次審査（書類審査）を11月10日に行い、同月16日に通知する。11月24日のプレゼンテーションを経て、同月26日に２次審査の結果を通知、公表する。
　事業期間は最長20年間とする。収益施設運営と活性化事業の実施は22年度内の開始を求める。駐車場は22年４月１日からの運営開始を目標とする。
　千里中央公園は開設面積14・２�fの総合公園で、１９６８年に開園した。体育館や芝生広場、総延長１５０�bのローラー滑り台、野鳥観察小屋、野外炊さん場などの施設を配置している。所在地は新千里東町３丁目。

提供：建通新聞社