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建通新聞社(中部)
2021/08/04

【岐阜】恵那市の消防施設再整備 2021年度内にプラン作成

 恵那市は、消防署の建て替えや配置位置変更など消防施設の再整備プランを、2021年度末までにまとめる予定だ。
 市内の消防施設は老朽化が進んでいるものが多い。また人口動態も建設当時とは変わっていることから、各施設の移転やスケジュールなどの大まかな指針を示す再整備プランを立てる。特に岩村消防署、明智消防署、上矢作分署の3施設が移転も含めた再整備の対象となる可能性が高い。
 岩村消防署は鉄筋コンクリート造一部鉄骨2階建て、延べ957平方b、所在地は岩村町1662ノ1。明智消防署は鉄筋コンクリート造一部鉄骨2階建て、延べ426平方b。所在地は明智町749ノ1。上矢作分署は鉄筋コンクリート造一部鉄骨2階建て、延べ242平方b。所在地は上矢作町下715ノ1。
 消防施設を巡っては、17年3月に策定された「公共施設等総合管理計画」で、現在市域施設の恵那市消防本部・恵那消防署(長島町正家1015ノ2)を、将来的に広域施設とする検討を進めることや、岩村消防署、明智消防署、上矢作分署の再配置検討を盛り込んだ。
 20年9月に策定され、21年度から30年度を対象としている「公共施設個別施設計画」での事業計画では、22年度に中野方コミュニティ消防センター(中野方町新畑1809ノ3)と飯地コミュニティ消防センター(飯地町中洞80)の長寿命化改修、24年度に恵那市消防本部の外壁塗装改修や中野コミュニティ消防センター(長島町中野579ノ26)と永田ミニコミュニティ消防センター(長島町永田356)の長寿命化改修を想定している。また25年度に明智消防署の施設更新、26年度〜30年度に岩村消防署の施設更新をそれぞれ計画している。

提供:建通新聞社