国道313号倉吉関金道路の建設で、県土整備部は石塚高架橋(A1―P5)(倉吉市石塚)のPC上部工の設計内容を固めた。大型工事は6億円規模。今後、知事決裁を得て旧盆明けに工事公告し、9月上旬までに開札する。
倉吉関金道路の仮称・福山IC北側に整備する石塚高架橋は橋長272b、幅員12・89b。同部は今年度、PC9径間の上部工を南北に2工区分割して建設に取り掛かる。
北側のP5―A2(橋長120・5b)は6月末に富士ピー・エス・高野組が落札しており、9月県議会で工事請負承認を経て10月から着工する。
今回は引き続き南側A1―P5の発注手続きに入る。タイプはPC5径間連続中空床版橋。橋長は151・5b、幅員12・89b。工事費6億円超は県外と県内のPC2社JVが施工形態で、技術提案評価型総合評価によって落札者を決定する。
同部は3日までに部内決裁を終えており、次いで知事決裁を経て8月中旬に調達公告。9月10日ごろに開札し技術審査に入り、10月上旬までに落札決定する。
その後、11月県議会で工事請負の同意を得て来年1月上旬に着工する。工期は3カ年債務の23年5月末まで。
日刊建設工業新聞