2025年日本国際博覧会協会は、大阪・関西万博の会場内に設置する大屋根(リング)の基本設計業務を委託するため、設計者を選定するプロポーザルを公示した。申し込みは8月17日まで、技術提案書は9月7日まで受け付け、10月中旬に契約を結ぶ予定。委託上限額1億9951万8000円(税込み)。
大屋根は、メインストリートの周囲約2000b、高さ約12b、幅約30b、面積約6万平方bのリング状の施設。リングの内側に配置する各国のパビリオンやテーマ館、外側に配置する民間パビリオンや営業施設などに直接アクセスでき、日差しや雨から来場者を守る機能も持つ。大屋根の上の一部は人が歩けるようにする。
設計期間は22年3月23日まで。
提供:建通新聞社