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上野村は２０１９年10月の台風19号で被災した楢原地内の村道４路線４カ所の復旧工事を８・９月に順次指名競争入札で発注する。当初予算で確保した工事費３億１９７６万７０００円の一部を充てる。４カ所のうち、被害規模が最大なのは、上野２２２１号線（被害番号第６７７号）。延長19・３ｍをアンカー式補強土壁工やモルタル吹き付け工などで復旧する。
月内に上野２２２１号線（第６７７号）、上野２２０７号線（第６７２号）を発注する。２カ所の設計はともに技研コンサル（前橋市）がまとめた。また、９月に発注するのは、上野２−８号線（第６５７号）、上野２２０６号線（第６５８号）の２カ所。設計はいずれも冨永調査事務所（高崎市）が手掛けた。
上野２２２１号線（第６７７号ｍ）は、20ｍ（幅員４・７５ｍ）区間で◇アンカー式補強土壁工＝Ｌ19・３ｍ、Ａ１１４・５�u◇鉄筋挿入工＝Ｎ85本◇モルタル吹付工＝Ａ１２２・８�u◇舗装工＝Ａ34�u◇植生シート工＝Ａ72�u◇区画線工＝Ｌ20ｍ◇ガードレール工＝Ｌ20ｍ◇工事用道路工＝Ｌ15ｍ◇大型土のう工＝Ｎ32袋−を行う。
上野２２０７号線（第６７２号）の復旧内容は75ｍ（幅員４ｍ）区間で◇土砂撤去工＝Ｖ１８５２立方ｍ◇植生シート工＝Ａ３６５�u◇舗装工＝Ａ１４０�u◇木製転落防止柵工＝Ｌ55ｍ◇区画線工＝Ｌ70ｍ◇工事用道路工＝Ｌ36ｍ−を施工する。
このほかの工事概要は次のとおり。
【上野２−８号線（第６５７号）】
復旧対象は延長Ｌ１５８・３ｍ、幅員Ｗ６・５ｍ。工事内容は◇植生シート工＝Ａ３０３�u◇舗装工＝Ａ９０４・５�u◇Ｕ型側溝工＝Ｌ１５５ｍ◇アスカーブ工＝Ｌ30ｍ◇ガードレール工＝Ｌ30ｍ◇外側線工＝Ｌ２７８・３ｍ◇中央線工＝Ｌ79・２ｍ−を行う。
【上野２２０６号線（第６５８号）】
復旧工事は延長Ｌ11ｍ、幅員Ｗ６・１〜６・６ｍで行う。施工内容は◇ブロック積工＝Ｌ９・４ｍ、Ａ49・４�u◇小口止工＝Ｖ11・４立方ｍ◇摺付工＝Ａ14・６�u◇工事用道路工＝Ｌ38ｍ◇大型土のう工＝Ｎ42袋−となる。