高山市は、都市計画道路・松之木千島線のうち、錦山を通過する「松之木〜江名子区間」についてバイパス本線の詳細設計などを大日コンサルタント高山事務所(高山市)に委託し、2022年3月30日までにまとめる。22年度に用地測量と補償算定、23年度に用地取得を行う。工事着手時期は未定だが、29年度の供用開始を目指す。
同区間は、起点が松之木町、終点が江名子町。計画延長は約1・6`。計画では全幅11〜14b、このうち車道7・5b、歩道3・5b。
区間内には2カ所のトンネルを設ける。計画では、江名子町側に延長約270b、松之木町側に延長870bのトンネルを整備する。加えて、錦町側につながる接続道路も整備する。
業務では、本線に整備するトンネル部と明かり部の詳細設計と、これに必要な測量・地質調査を行う。
同路線は、市内の渋滞緩和などを目的に内環状線の一部として整備を進めている。17年度に概略設計、20年度までに予備設計を行い、最終ルートを決定した。
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建通新聞社