東紀州環境施設組合は、「東紀州広域ごみ処理施設整備基本計画策定及び生活環境影響調査業務」についての公募型プロポーザルを実施し、3者の応募者の中から国際航業三重営業所(津市)を優先交渉権者に決めた。契約期間は2024年3月15日まで。
処理施設の規模は1日当たり71d。建設地は尾鷲市営野球場(八浜真砂997ノ1、2560ノ7)。総面積は2万3161平方bで、中部電力と尾鷲市が所有している。概算の建設費は約71億円で、20年間の運営費を加えると約156億2000万円となる。この他、付帯工事費として野球場解体費に約1億0300万円、用地費に約2000万円、杭施工費に約1億円、搬入路整備に約1億0300万円などを見込む。
施設の運営方法としては公設公営や公設・長期包括委託方式(運営を民間に委託)、PFI方式やDBO方式の手法を調査・検討する。22年度中に事業者の選定、23年度に造成設計、24年度に造成工事と解体撤去工事、25年度から実施設計と施設の建設工事を進め、28年度の稼働を想定している。
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建通新聞社