宇和島市病院局は、新設を計画している「市立宇和島病院エネルギーセンター」の設計を昭和設計(大阪市北区)に委託した。履行期限は2023年3月末まで。21年度に基本設計、22年度に実施設計を行い、23年度の本体着工、25年4月の供用開始を目指す。
規模は鉄筋コンクリート造4階建て延べ4000平方b程度を想定。1・2階部分は災害時避難・病院機能拡充エリアとして会議室(災害時避難所使用)、防災備蓄品保管スペース、医師・看護師仮眠室、病院災害対策本部室、地域連携室などを配置。3・4階部分にはエネルギーセンターエリアとして電源、非常用発電設備、受水設備、現有地下・1階設備を配置する。
建設地は桜町1ノ3他で、既存の看護師宿舎・院内保育所を解体した跡地。
解体する施設の規模は鉄筋コンクリート造4階建て延べ1850平方b。22年度に解体する計画。解体設計は松浦設計(宇和島市)が担当。
新施設建設に約32億円、既存施設解体に6000万円の概算工事費を見込んでいる。
提供:建通新聞社