アパグループの元谷外志雄代表は、名古屋市内でのホテル開発に向け、土地の情報を求めていくとした。7月30日に開いたアパホテル名古屋駅前の開業会見で明かした。リニア開通による需要の拡大を見据えて、開発適地があれば検討していく姿勢だ。
アパホテル名古屋駅前は、同社が近年にJR名古屋駅周辺エリアで計画を打ち出していた3ホテルのうちの一つ。今回、同ホテルが開業したことで、全3ホテルが開業となった。元谷代表は、今後の名古屋市内でのホテルの新築について「現時点で確保している用地はなく、土地の情報を求めている」と回答した。
オープンしたアパホテル名古屋駅前は鉄骨造14階建てで、全403室。名古屋市内最大のアパホテルとなる。客室の内訳はシングル266室、ダブル84室、ツイン51室、デラックスツイン2室。所在地は名古屋市中村区則武1ノ5ノ3。設計は大建設計名古屋事務所(名古屋市東区)、施工は熊谷組(東京都新宿区)が担当した。
提供:建通新聞社