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建通新聞社
2021/07/29

【大阪】堺市 堺市駅前用地活用で事業者選定支援等

 堺市は、JR堺市駅前公共施設用地で運営している駐車場用地で新たな機能を付加し、都市魅力を創出させる取り組みを計画している。駐車場の管理・運営を含め、同用地に新たな施設を整備する民間事業者を公募するのに先立ち、募集要項、選定基準、基本協定案、定期借地権認定契約書締結などの支援業務を委託する公募型プロポーザルを公示した。
 参加資格確認申請書などの締め切りは8月6日。9月13日に優先交渉権者を決定する予定だ。業務の期限は2023年3月31日。
 主な業務として、公募に関する具体的な条件や参画の可能性、費用やリスク分担についての検討を進め、要項や応募書類など必要な書類作成を支援する。
 これらを基に、3者以上の民間事業者に事業実施の意向などを確認する。民間事業者が参画しやすい環境整備のため、対話や競技などの支援を行う。
 一方、発注者側に対しての支援業務として、選定委員会の資料や議事録を作成。事業者選定時には、企画提案書の整合性や審査支援、市の選定委員が審査するための補助資料や審査の総評作成を支援する見込み。事業者決定後は、基本協定などの締結内容の審査などを進める見通しだ。
 対象地は、堺市立斎場の南側に位置する、堺区田出井町698ノ59、91、93。敷地面積は約5810平方b(アクセス通路約1040平方bを含む)。市では、市域の中でも地理的な優位性の高い地域として位置付けている。
 同事業の民間事業者公募の開始は、23年5月ごろを想定している。

提供:建通新聞社