瀬戸内市は、新火葬場新築事業で、2022年度中にデザインビルド方式として火葬場本体工事を設計・施工一括で公募する予定。
新火葬場は、邑久町庄田および尻海地の岡山ブルーライン沿い山間部を造成して敷地面積8970平方bを確保し、火葬炉4基や待合室など鉄筋コンクリート造2階建て約1400平方bの施設を建設する。整備費は約21億円を見込む。
施設は岡山市住民の利用もあり、20年8月に瀬戸内市と岡山市が基本合意し、現在、造成1期工事を笹山工業・元浜組JVで進めている。造成工事は、3期に分割して、21年度第4四半期には2期工事を、22年度にも3期工事を発注する。
火葬場本体工事については、造成工事の進捗を考慮し、22年度中に設計・施工一括で公募する考え。火葬炉は複数のメーカー方式があるため、応募に際しては建設企業と火葬炉企業のJV編成を想定している。設計は22〜23年度、工事は23〜24年度の予定。
施設全体の完成は、24年度末の供用開始を目指している。
「提供:建通新聞社」