建通新聞社(神奈川)
2021/07/27
【神奈川】横浜市 西谷浄水場処理施設DBで公告
横浜市水道局は7月27日、西谷浄水場の浄水処理施設再整備で設計・施工一括発注(DB)方式によるWTO総合評価一般競争入札を公告した。入札参加資格の確認申請を9月27日まで受け付ける。入札は11月1〜4日。2022年1月に開札し、評価値を算出して2月ごろ落札者を決める。予定価格は645億7464万円(税別)。
西谷浄水場の処理能力一日39・4万立方b。浄水処理能力を増強し、粒状活性炭処理施設を新設する。工事は2段階に分け、まず32年度までに着水井やろ過池、ポンプ井を新設し、その後、41年3月までに粒状活性炭処理施設を新設する。
入札参加資格はJVまたは単体企業で▽土木▽機械器具設置▽電気▽建築▽上水道▽管―で登録している者。JV代表・単体企業は「水道施設」の経審総合評定値が1250点以上、JV構成員は、担当工種の経審総合評定値が900点以上。土木・建築・設備設計一式を含み、業務や施工実績で要件がある。
西谷浄水場再整備では、月島機械グループによる排水処理DBOと、清水・鴻池・中鉢JVによる相模湖系導水路改良、そして今回の浄水処理施設再整備の三つの事業を、既存施設を稼働しながら同時に実施する。CM業務の委託先も現在選定手続きを進めている。
所在地は保土ケ谷区川島町522ほか。提供:建通新聞社