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日刊建設工業新聞
2021/07/26

【鳥取】7月豪雨被害19日現在/土木施設228カ所に36億円/災害査定は9月下旬に

 県土整備部は21日、7月豪雨を受けた公共土木施設被害をまとめた(19日現在)。今月7日から14日にかけての大雨で、県施設124カ所に23億円、市町村施設104カ所に13億円の被害を確認した。
 県施設の主なカ所は、国道179号の法面崩落4カ所(倉吉市円谷町)、富海川の護岸崩落20b(倉吉市富海)など。被害が判明した現地では、災害査定に向けて測量設計を進めることにしている。また、別途に災害関連緊急事業を取り入れて再度の被災を防ぐカ所もある。
 同部技術企画課の説明では、引き続き26日にかけて最終的な被害を取りまとめる。災害査定は9月下旬からで、カ所が多いため数次に分けて実施される見通し。
 今19日現在の被害状況は次の通り。
※県管理施設124カ所=23億円
▼河川53カ所=8億3600万円▼砂防9カ所=1億2700万円▼急傾斜2カ所=2000万円▼道路53カ所=9億7700万円▼港湾1カ所=6000万円▼治山6カ所=2億8300万円
※市町村管理施設104カ所=13億円
▼河川22カ所=2億8500万円▼道路82カ所=10億5000万円

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