瀬戸内市は、アイリスオーヤマ(宮城県仙台市 大山晃弘社長)と立地表明覚書を締結した第2宮下産業団地の造成工事を開発申請や農地転用が順調に進めば2022年度第2四半期に発注する。
第2宮下産業団地は、瀬戸内市長船町土師で開発予定面積約7万2000平方b、分譲予定面積約6万1000平方b。今年5月にアイリスオーヤマと立地表明覚書を締結すると発表し、オーダーメード方式の企業誘致として市が団地造成を進める。
造成設計は2022年3月末完了予定で中電技術コンサルタント(広島市南区)で進めている。
団地造営後、正式に売買契約を締結し、アイリスオーヤマが100億円を投じて延べ床面積15万平方b、自動倉庫8万パレットの設備を持つ家電製品の製造・物流拠点を建設する計画。24年12月の着工、25年10月の完成を目指す。
市は今年3月に「農村地域への産業の導入に関する実施計画書」をまとめ、産業導入の考え方や工業団地の活用などの計画を変更しており、豆田、長浜、福山、長船・服部、宮下の5地区を明記している。
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提供:建通新聞社」