名古屋市住宅都市局は、名古屋駅前の飛翔&ェ解工事が不調に終わったことを受け、関係者ヒアリングを進めるとともに、原因を分析。再発注に向けた準備を進める方針だ。秋ごろに事業者を選定し、本年内の工事着手を目指したいとしている。
「名古屋駅前モニュメント分解工事」は6月21日に公告。7月19日に開札したが、入札参加者がなく不調となった。今後、関係者ヒアリングなどを通じて原因を分析する。分析結果を踏まえて、発注方法(通常入札、随意契約)などを決め、事業者を選定する考え。
名古屋駅前広場再整備は、飛翔撤去後に名駅前ポンプ所改築に向けた仮設ポンプ所築造など、再整備に向けた工事が控えている。今回の不調で今後のスケジュールに大きな影響が出ないよう、工夫をしていきたいと同局は話している。
提供:建通新聞社