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　新潟市中央区は、区ビジョンまちづくり計画の第４次実施計画をまとめ、このほど開催された区自治協議会に示した。
　区ビジョンまちづくり計画本編の基本計画で示されたまちづくりの方向性の実現に向け、２１年度から２２年度までの２年間で重点的に取り組む事業をまとめ、区のまちづくりを具体化する。
　区主体事業の新規には公共施設で「山潟地域コミュニティ施設整備事業」を計画し、２１年度に基本構想策定、２２年度の基本・実施設計を見込む。
　本庁主体事業の新規をみると、まちなか回遊では都心部の戦略的な再開発促進（都市再生緊急整備地域事業）では２１年度に国指定に向けて協議を実施し、２２年度に指定を踏まえ、特例を活用した民間開発事業の促進。新潟駅南口西地区まちなか再生建築物等整備事業の推進では２１・２２年度にまちなか再生建築物整備事業推進（共同住宅等の建設工事支援）。防災・防犯は災害関連情報伝達の拡充へ、２１・２２年度にＬＩＮＥ公式アカウントの運用や防災行政無線の整備を目指す。都市機能で（仮称）上所駅の整備を盛り込み、２１・２２年度に鉄道事業者との協議や設計などに取り組む。バス交通の改善に向けては２１・２２年度に交通結節点での施設改善や情報案内システム整備を図るほか、２２年度に駅直下バスターミナルの情報案内整備を目指す。