大阪府がまとめた2020年度(20年4月〜21年3月)の建設工事成績評定結果によると、トップは酒井工業大阪本社の「堺泉北港泉北5区泉大津大橋耐震補強工事(P1橋脚)」(土木)が87点でトップとなった。同社は上位13件に3件が入るなど高得点を獲得した。
次点は▽中林建設の「安威川ダム大岩地区上面整備工事(H31―3工区)」と「都市計画道路大和川線上面復旧等工事」▽五大・利晃特定JVの「主要地方道茨木摂津線(大岩線)道路改良工事(その6)」▽芳山建設の「一般府道大阪羽曳野線道路休憩施設整備工事」▽酒井工業大阪本社の「主要地方道(新)大阪高槻京都線芝生大橋橋脚補修工事(その2)」と「同(その3)」―の土木計6件が86点だった。
建築のトップは、橋本建設の「大阪府営八田荘住宅南側道路整備その他工事」が82点、設備のトップは電業社機械製作所大阪支店の「寝屋川流域下水道菊水ポンプ場雨水ポンプ設備更新工事(その1)」が83点だった。
対象案件は全1048件。このうち、85点以上は13件で、全て土木だった。
全件の平均点は76・3点。工種別では土木が77・1点(561件)、建築が75・2点(111件)、設備が75・5点(376件)。最高点と最低点の開きは、土木が21点(最高87点、最低66点)、建築が21点(最高82点、最低61点)、設備が15点(最高83点、最低68点)だった。
提供:建通新聞社