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建通新聞社四国
2021/07/19
平準化へ 県・市町議長会と連携を検討
国土交通省と四国４県の入札契約担当課長らが四国ブロック監理課長等会議を開いた。新担い手３法をより浸透させるために、５か年加速化対策など公共工事の施工の確保や、適正な予算の確保とダンピング対策などに取り組むことを申し合わせた。工事の平準化の推進に向けて、県や市町村の議長らへの働き掛けを行うことも検討する。
今回の会議で申し合わせたのは①公共工事の円滑な施工確保②適正な予定価格設定、ダンピング対策強化③市町村の入札契約改善④建設キャリアアップシステム（ＣＣＵＳ）の活⽤促進―の４点。
市町村の入札契約改善については、地方公共団体の平準化の進み具合を数字やグラフを用いて見える化をしており、同省がとなえる「さしすせそ」の取り組みが特に遅れているとされる香川県善通寺市やさぬき市、愛媛県宇和島市、伊予市、東温市に対して、国と県が連携して個別ヒアリングをし、課題の共有やノウハウの提供などの働き掛けをする。
国土交通省は、地方公共団体の平準化の実態を管理し改善につなげるため、統一フォーマットを導入。これを基に自治体ごとに平準化カルテを作成し、個別の働き掛けや業界との連携に活用する。統一フォーマットへの工事情報の入力により①月別平準化率②月別発注量③月別累積発注率④工期・契約時期一覧―の四つの発注実績に関するデータをグラフ化することが可能。工事発注計画の策定に当たりこれらのシミュレーションを行うことができ、効率的・効果的な発注計画の検討ができるようにする。22年度に全国の市町村で「平準化カルテ」の整備を目指す。
ＣＣＵＳについては、徳島県がＣＣＵＳを入札参加資格への加点条件に加える予定だと説明した。
提供：建通新聞社
今回の会議で申し合わせたのは①公共工事の円滑な施工確保②適正な予定価格設定、ダンピング対策強化③市町村の入札契約改善④建設キャリアアップシステム（ＣＣＵＳ）の活⽤促進―の４点。
市町村の入札契約改善については、地方公共団体の平準化の進み具合を数字やグラフを用いて見える化をしており、同省がとなえる「さしすせそ」の取り組みが特に遅れているとされる香川県善通寺市やさぬき市、愛媛県宇和島市、伊予市、東温市に対して、国と県が連携して個別ヒアリングをし、課題の共有やノウハウの提供などの働き掛けをする。
国土交通省は、地方公共団体の平準化の実態を管理し改善につなげるため、統一フォーマットを導入。これを基に自治体ごとに平準化カルテを作成し、個別の働き掛けや業界との連携に活用する。統一フォーマットへの工事情報の入力により①月別平準化率②月別発注量③月別累積発注率④工期・契約時期一覧―の四つの発注実績に関するデータをグラフ化することが可能。工事発注計画の策定に当たりこれらのシミュレーションを行うことができ、効率的・効果的な発注計画の検討ができるようにする。22年度に全国の市町村で「平準化カルテ」の整備を目指す。
ＣＣＵＳについては、徳島県がＣＣＵＳを入札参加資格への加点条件に加える予定だと説明した。
提供：建通新聞社
