栗東市は、特定保留地である東部地区新産業拠点「栗東ニューテクノパーク」の整備に伴い、六地蔵地先で新設道路の設置を計画、この担当コンサルタントを26日決定し、年度末に業務をまとめ、工事については予算の確保次第で、来年度早々に発注したい考え、工期については2ヵ年を見込んでいる。
現地は、六地蔵地先にある栗東市環境センター近く、県道12号(栗東信楽線)と名神高速道路が通っている。新設道路については、総延長530bでその内、延長約400bを整備、現在、県道12号から新産業拠点に向かって約130bの道路は通っており、今回その先の整備を進めて行く。幅員は12bになり、幅員の内訳は、歩道3b、停車帯1・5b、車道3bの両側通行の土工を中心に実施する。
同市は、名神高速道路・栗東IC、国道1号や国道8号、主要地方道草津守山線などの広域幹線道路、栗東駅や手原駅などの鉄道駅を有していることから、高い交通利便性を活かして企業が立地を進めてきたが、これらの市内企業では、設備の老朽化や事業拡大等に対応するための敷地拡張等の需要が生じている。
また、国道1号や国道8号バイパス等の広域幹線道路の整備が計画されており、更なる交通利便性の向上を活かした新たな産業拠点の形成や、本市への企業立地の需要が高まっている。一方で、市内の既存の工業団地は分譲が完了し、新たな企業立地の受け皿となる余地がないことから、企業立地の優位性を最大限に活かしながら地域経済の活性化、安定的成長を図るためには、新たな産業用地の創出が必要となっている。
提供:滋賀産業新聞