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北陸工業新聞社
2021/07/15

【富山】働き方改革で明るい未来を/建設業協会青年部が全体会議

 富山県建設業協会青年部の21年度全体会議が13日、富山市内のホテルで開催された。
 この日は約80名が出席。コロナ対策として参加者を絞り、来賓招待や懇親会も中止した。
 冒頭、今年度から青年部長(青年委員長)を務める梅本大輔梅本建設工業代表取締役社長があいさつし、「昨年度は全国建設青年会議の第25回全国大会の主管ブロックとして、富山が中心となり活動した。コロナ禍でWeb配信となったが、働き方改革で建設業の明るい未来を切り拓くという思いを踏襲し、全国に先駆けた取り組みを前向きに進めたい」と述べるとともに、「建設業の魅力を今一度掘り起こし、皆さんで情報共有し、広く社会に発信することが働き方改革、新規採用、建設業の魅力の高まりや必要性の向上につながる。良い循環をつくり、10年、20年後の建設業界の明るい未来に向けて一歩ずつ踏み出したい。2年間全力で走り続けるため、思いに共感してもらい、支えていただきたい。コロナ禍だが、様々な対策を取りながら、懇親の機会を各支部単位で設けてほしい」と話した。
 前青年部長で、顧問に就いた高平公輔新栄建設代表取締役社長は、昨年の第25回全国大会および在任中2年間の青年部メンバーの協力と支援に謝意を示した上で、「デジタル化が進み、時代が変わるスピードも加速する。青年部、地域建設業としてしっかり付いて行き、仕事等に生かしてほしい。一方で人と人が直接顔を見て、話しをすることに勝るものはない。出来る限り、それぞれ交流を深めてほしい。今日から船出する梅本丸が皆さんの力を借りて、コロナ禍に負けずしっかりと運営することを願いたい」とあいさつした。
 続いて、19年度と20年度の事業実績と21年度事業計画を報告。今年度は▽「全国建設青年の日」(7月28日)関連事業の実施(各支部)▽諸課題に関する研修および官公庁・関係諸団体との意見交換▽北陸建設青年会議および全国建設青年会議等への出席▽講演会、セミナーの開催▽親睦交流会(第21回チャリティーゴルフ大会)の開催−などを予定している。
 会議終了後、市井昌彦県土木部次長の講演「富山県の土木行政について」も開かれた。
 以下、部長を除く役員(敬称略)。【副部長】廣川範樹(廣川建設工業)、今村健(今村組)【幹事長】山崎匠(山崎組)【顧問】高平公輔(新栄建設)【幹事】鹿熊洋一(鹿熊工業)、河口俊昭(河口組)、吉田信一郎(東城)、松嶋幸治(松嶋建設)、酒井健吉(酒井建設)、近藤裕世(近藤建設)、北尾知大(北尾工業)、堂口隆介(高田組)、早木康満(早木工業)、野崎雄次(雄基工業)、森谷透(道路技術サービス)、西森昭治(西森組)、谷口幸大(つくばね建設)、東秀佳(東工業)、久保俊介(三興土木)、吉田甚一(吉田組)

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