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　金沢市は、金沢開発協議会の２２年度要望事項に都市内道路の整備促進を盛り込んでいる。国および県に対し、主要国道の整備促進や交通事故対策、都市計画街路の整備促進を求めていく方針だ。
　同市は非戦災都市であるが故、歴史的な街並みが数多く残り、まちなかの国道や都市計画道路の整備に時間を要している。
　中心部の主要国道は一部歩道が狭く、自転車の歩行空間も十分に確保できない区間が残り、歩行者の安全な通行空間の確保が急務であるほか、歩道の防災性や歴史都市の景観向上に向けた無電柱化の推進も必要となっている。
　一方、郊外部においては、円滑な道路交通確保のための都市計画道路の整備促進のほか、主要幹線道路の信号連担区間において渋滞や右左折に起因する事故が多発しており、安全安心な交通を確保する対策が求められている。
　要望内容・路線は次の通り。
※主要国道の整備促進
▽国道１５７号（野町広小路交差点〜野町３丁目交差点）
▽国道１５９号（橋場交差点〜武蔵交差点、桜町東交差点〜賢辻坂交差点）
▽国道３５９号（東山交差点〜山の上町、弥勒町・吉原町地内）
※主要国道の交通事故対策（新規事業化）
▽国道８号（福久〜千木北交差点）
※都市計画街路の整備促進
▽泉野々市線（県施工・西泉４丁目〜米泉６丁目、市施工・米泉６丁目〜押野２丁目）
▽西金沢駅通り線（県施工・西金沢駅〜米泉６丁目）
▽北安江出雲線（市施工・出雲町）
▽小立野旭町線（県施工・金大工学部跡地アクセス道路）