岐阜市は、施設の老朽化が進む岐阜市畜産センター公園を再整備するため、再編検討業務を中央コンサルタンツ岐阜事務所(岐阜市)に委託した。2022年2月28日までの履行期間でまとめる。
業務では20年度にまとめた現況調査の結果を踏まえて、ゾーニングや整備方針などの素案を作成する。その後基本設計や実施設計を経て工事に着手するが、時期は未定としている。
岐阜市畜産センター公園は、自然散策路や芝生広場など総面積は25万8884平方b。中央の南北に伸びる市道を境に東側(地形的に低い部分)約3万平方bは放牧豚舎や木曽馬(きそうま)舎などの「畜産施設」となっており、西側には「市民の憩いの施設」が整備されている。
20年度には同センターに関して、どのような施設を期待するかなどのアンケートを実施した結果、自然散策路や芝生公園、休憩施設などを求める意見があった。再整備では老朽化対策に加えてアンケートの意見やCSF(豚熱)などの家畜伝染病の予防も踏まえて検討を進める。
現況調査の中央コンサルタンツが担当した。
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建通新聞社