学校法人新潟科学技術学園(本部・新潟市秋葉区東島字山居265番地1)は、運営する新潟薬科大学、新潟工業短期大学、新潟医療技術専門学校の21年度事業計画をまとめた。
それによると、21年度予算編成方針は経営基盤の強化に資する学園の将来計画の策定および実施に必要となる経費について、適切な予算措置を講ずる。老朽化した施設・設備の改修、大型機器の更新等については、単年度における執行集中を避けるため、優先順位を検討の上、年次整備計画を策定し、効率的な事業の実施を図る。また、新潟市西区にある新潟キャンパス施設の利用状況を踏まえ、各建物の有効活用について検討を行う。
事業計画(中期目標)のうち、新潟薬科大学(新潟市秋葉区)は23年度に新学部設置を柱とした将来計画(既存の学部学科の収容定員の適正化および応用生命科学部の学科の名称変更を含む)を履行するため、必要な調査および準備を着実に行う。研究装置・機器の学内共同利用化を推進するための具体策および取替更新計画を策定。新学部を含む全学的な教育研究施設および学生厚生施設の充実に向けた整備(改修)計画の策定を盛り込んでいる。
また、教育の質向上に向けて、新潟工業短期大学(新潟市西区)は最新整備技術の取得を目指して実習用機器の更新を計画的に行うほか、新潟医療技術専門学校(新潟市西区)は時代に即した教育を実施するため、老朽化した機器・設備を計画的に更新する。