瀬戸内市は、市道開田線改良を計画しており、2020年度から基本計画や設計を日本インフラマネジメント(岡山市北区)で進める他、香登川橋梁の詳細設計を詰めている。用地買収に伴う測量設計も進め、用地取得できれば22年度から工事に着手し24年度末の完成を目指す。
同路線は邑久町豆田地区で岡山村田製作所(福元)の南側正面入り口付近、市道旧堤道線から東南へ、香登川、干田川を橋梁で渡河し、県道西大寺備前線に至る延長220b×幅員10・75(片側歩道・車道6b)を新設する。市内の大規模工場でもある岡山村田製作所へのアクセスや地域の利便性向上を目的として行う。
橋梁部については、香登川橋が延長約48bの3径間鋼橋となるが詳細は設計中。一方、干田川橋は延長約18・8bの単純プレテンション方式PC床版橋となる計画。道路部の設計については、これまで大日本コンサルタント(東京都千代田区)が主に担当した。
同市の市道での新設改良としては比較的大規模な工事で、用地取得などの諸準備が整えば補助金などで財源を確保し本格的な整備に乗り出す。
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提供:建通新聞社」