トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

滋賀産業新聞
2021/07/12

【滋賀】東北部処理区彦根南第2幹線の管路延伸

 県北部流域下水道事務所は、東北部処理区彦根南第2幹線の管路延伸計画に基づき、未整備区間のうち彦根市本庄町地先の延長170bについて推進工法による管渠整備に取り組む。22年度(令和4年度)以降、優先度から同工区が順当に発注される公算が高いが、整備内容は土木のほか特殊構造物、酸素注入設備の設置、同設備棟の建築―など工事が多種で、一括や分離等発注手法について今後精査するため現時点では未定。
 本庄町地先の東北部彦根南第2幹線本庄工区については今年度、管渠設計業務を石居設計(彦根市)に委託し(5日開札)、22年(令和4年)1月末にまとめる。委託した設計内容は、全体計画の中でここのみ推進工となる延長170bの管渠(小口径推進・自然流下管)の詳細設計で、現段階ではφ250_を想定。このほか、耐震構造の特殊構造物・特殊マンホール(小規模)1基の設計、別業務で製作設計を過年度完了した酸素注入設備のための設備棟の建築実施設計一式、酸素注入設備棟建築予定地の場内整備設計一式―も合わせて委託する。
 東北部処理区彦根南第2幹線の管路延伸計画は、「本庄工区」の下流側の県道新海上稲葉線沿いの工区について平成30年度完了した設計業務に基づき工事を進めており、今年度も一部を施工中。「本庄工区」の上流側の田附町他で計画する「田附新海工区」は、開削工で管渠延長2340bを整備するもので、現在詳細設計および硫化水素抑制対策検討業務一式を委託し進めている。こちらも担当コンサルは石居設計(6月1日開札)。

提供:滋賀産業新聞