公益社団法人日本測量協会(清水英範会長)が称える、21年度の「公共測量品質管理優秀賞」表彰に、丸一調査設計が輝いた。初の受賞となった。
7日、同協会北陸支部の山口和典技術センター長と、牧野愛樹係長が同社を訪れ、受賞の盾を、山崎裕生常務に手渡しした。表彰式は例年、北陸支部の業務報告会で行うが、コロナ中止を受けて、今回の伝達となった。
17回目を迎えた今賞は、20年度の公共測量成果の検定において、測量成果品(基準点)の品質管理が、特に優秀と認めた作業機関を称えている。
高岡昌和代表は、今回の栄誉に、「社員の励みとなり、やる気も上がり、大変にありがたい」と感謝した。同席した吉田泰雄測地部長と、同部の桑野嘉希氏も、「測量は、縁の下の力持ち的な仕事ですが、高い評価を頂き、とっても嬉しい」と、喜びを表わした。
山口センター長は、「業界全体のレベルと、モチベーションの向上が目的」と意義を交え話した。今回の検定には、基準点に1414社、地図に391社が挑戦。全国35社(基準点24社、地図11社)が優秀賞に選ばれた。