高知丸高(高知市)が国土交通省の「第4回JAPANコンストラクション国際賞」の中堅・中小建設企業部門を受賞した。このほど開かれた表彰式では高野一郎社長が朝日健太郎国土交通大臣政務官から賞状を贈られた。
同賞は質の高いインフラを代表する海外建設プロジェクトや海外で先導的に活躍している企業を表彰するもので、2017年度から実施している。
高知丸高は14年にミャンマーで海外工事を初受注。16年に着手したパキスタンの橋梁架設工事では、道幅が狭く急カーブが多い山岳地域で独自技術の「SqCピア工法」を使い2年半の工期を無事故無災害で完成させた。ウガンダではナイル川の源流付近で橋脚基礎工事を実施し、東アフリカで初めてとなる斜張橋建設に貢献した。また第一コンサルタンツ(高知市)と共同でミャンマーに高校を寄贈するなど、さまざまな海外事業が評価された。
提供:建通新聞社