岐阜市は、障がい福祉施設の第二恵光と第三恵光の居室を個室化するとともに付属棟を建設するため、実施設計を9月末までに委託し、2021年度内にまとめる予定だ。22年度から2カ年で付属棟を建設し、24年度と25年度で第二恵光と第三恵光の個室化工事を行う。
施設は日中活動における生活介護対象者や夜間などの施設入所支援対象者の介護・支援を行っている。
第二恵光では54室、第三恵光では46室を個室化するため、施設北側のグラウンドに付属棟を建設し、事務室や介護支援室、作業室などの機能を移す。その後、個室化工事に着手する。総事業費は約5億円を見込んでいる。
建設する付属棟の想定規模は鉄筋コンクリート造3階建て延べ1200平方b。長良川の浸水想定区域に当たることから、水害時の避難に有効な3階以上の規模を想定している。
既存施設の規模は、第二恵光が鉄筋コンクリート造2階建て延べ2720平方b、第三恵光が鉄筋コンクリート造3階建て延べ1439平方bとなっている。
所在地は西島町4ノ24。
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建通新聞社