全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　赤磐市は、６月補正予算に学校施設の非構造部材耐震補強事業費３億４１４３万円を盛り込んでおり、予算議決を経て小学校２校・中学校２校の補強整備工事の一般競争入札をそれぞれ７月中にも公告する。
　　非構造部材耐震補強は、教室棟などの外壁補強、天井、照明、収納棚、ガラス、ロッカーなどの施設内部補強、体育館の放送設備、バスケットゴール、照明設備や図書室の本棚、下駄箱なども含めて、構造物以外の必要な耐震補強を図り、学校施設の安全を確保する。今期の対象校は、城南小、仁美小、桜が丘中、吉井中の４校。工事はいずれも本年度内の完成を目指す。
　城南小（黒本１２９）は、１９７８年に建設した教育棟・昇降棟の鉄筋コンクリート造３階建て延べ３３９５平方�bを対象に外壁や内部補強を行う。設計は倉森建築設計事務所（岡山市北区）が担当。
　仁美小（仁堀中８８８）は、１９８１年に建設した教育棟・職員室など鉄筋コンクリート造３階建て延べ２０５５平方�bを対象に、前年度行った建物裏側の外壁補強に引き続き、建物表側の外壁補強や内部補強を行う。設計は剣持建築設計事務所（岡山市北区）が担当。
　桜が丘中（桜が丘西５ノ12）は、１９８２年に建設した教育棟・昇降棟の鉄筋コンクリート造４階建て延べ６２１４平方�bを対象に外壁や内部補強を行う。設計はやなぎ建築設計事務所（岡山市中区）が担当。
　吉井中（周匝１６１）は、１９８２年に建設した鉄筋コンクリート造３階建て延べ４０３６平方�bを対象に外壁や内部補強を行う。設計はベン建築設計（岡山市北区）が担当。

「提供:建通新聞社」