徳島県は「2020年度県公共入札参加・受注状況」として、受注金額上位50社を明らかにした。受注額1位は大久保産業(徳島市)で12億1290万円、2位は国際(同)で10億0953万円、3位は吉成建設(鳴門市)で8億6007万円。以下、ノヴィルパブリックワークス(阿南市)、だいまつ建設(徳島市)、山全(三好市)、三笠電機(徳島市)、八木建設(阿南市)、西村建設(三好市)、松本建設(小松島市)と続いている。上位10社の受注総額は81億2911万円で、前年度の88億3985万円から8・0%減少。上位50社は243億2576万円で同229億9695万円から5・8%増と3年連続で増加した。
上位50社を所在地で見ると、徳島市内が13社(前年11社)と最も多い。次いで那賀町が7社(10社)、三好市が5社(7社)、阿南市も5社(4社)、美馬市も5社(3社)。鳴門市3社、海陽町3社、牟岐町2社、小松島市・上板町・阿波市・つるぎ町・東みよし町・吉野川市・美波町が各1社となっている。
上位50社で最も入札参加回数が多かったのは三笠電機の98回で、うち15回を落札している。最も落札回数が多かったのは西村建設の29回(入札参加回数は59回)だった。
工種別の受注状況を見ると、土木一式工事の受注額1位は国際で10億0273万円、2位は山全で7億5868万円、3位は吉成建設で6億9233万円。建築一式工事1位は八千代組(阿南市)で2億8987万円、2位はアズマ建設(徳島市)で2億6624万円、3位は三笠電機で2億6267万円。
設備は、電気工事1位が西野電機工業(徳島市)で2億1928万円、管工事1位は岡村工業(徳島市)で8580万円、鋼構造物工事1位は大久保産業で9億5240万円だった。
提供:建通新聞社