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　新潟県建設業協会は、４月の建設工事の会員受注状況をまとめた。
　元請計（県内・県外含む）は５０６億円となり、前年度比１８・９％（８０億円）の増加となった。元請受注状況を前年同月と比較すると、公共は土木が２１・２％（２２億円）、建築は６９・９％（１９億円）とともに増加し計３１・０％（４１億円）の増加。民間に関しては土木が６７・８％（４９億円）増加した一方で、建築は４・２％（９億円）減少の計１３・５％（４０億円）の増加だった。
　４月末の県内工事は、公共が１４５億円（前年度比１０１・１％増）で、内訳は土木１０４億円（同５５・９％増）、建築が４１億円（同６９０・１％増）。民間は２１８億円（同３６・５％増）、内訳は土木が７１億円（同３２・４％増）、建築が１４６億円（同３８・６％増）。合計は３６３億円（同５６・６％増）で、内訳は土木１７６億円（同４５・４％増）、建築が１８７億円（同６８・８％増）。また、下請額は公共が４２億円（同４１・５％減）、民間が５７億円（同１０１・５％増）の計９９億円（同０・７％減）だった。
　地区別状況をみると、県内の土木では公共が上越１８８・２％（１４億円）、中越が１８・４％（６億円）、下越が５９・６％（１５億円）、佐渡が１５６１・５％（２億円）といずれも増加し、計５５・９％（３７億円）増加。民間は下越１１８・７％（２４億円）増加したものの、上越および中越、佐渡は振るわず計３２・４％（１７億円）の増加だった。県外では公共が３９・２％（１５億円）減少したが、民間が１７３・１％（３１億円）増加。一方、建築は県内の公共が上越５１８・８％（１億円）、中越１０８８・５％（３０億円）、下越２０１・９％（４億円）と増加し、佐渡は振るわず計６９０・１％（３５億円）の増加。民間は中越が１２０・６％（４１億円）、佐渡６５１・２％（３億円）とともに増加したものの、上越と下越は振るわず計３８・６％（４１億円）の増加だった。県外では公共が７８・４％（１７億円）、民間も４３・２％（５０１億円）といずれも減少した格好だ。