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建通新聞社(中部)
2021/06/29

【岐阜】東濃中部地域新病院の基本構想・計画 公募プロポ開始

 東濃中部病院事務組合は、東濃中部地域新病院建設の基本構想・基本計画の策定業務を委託するため、公募型プロポーザルの申し込み受付を開始した。提出期限は参加申込書が7月7日正午、企画提案書が8月13日正午となっている。提出先は土岐市役所内の東濃中部病院事務組合総務課。
 その後のスケジュールとしては、8月19日にプレゼンテーションなどを行うプロポーザル審査を開き、23日に審査結果を通知する予定。契約期間は2022年4月28日まで。委託費の上限は2200万円(税込)となっている。
 参加要件としては、土岐市指名競争入札者名簿(物品購入・役務提供など)に登録されている法人であること。医療経営コンサルタント、医療情報技師、一級建築士のそれぞれの有資格者が複数在籍し、担当者や副担当者を配置していること。400床以上の公的病院を扱った類似案件の実績があることなど。
 同事業では、少子高齢化の進行や医師確保などといった問題に対処するため、土岐の市立病院と瑞浪市の東濃厚生病院を統合する。3月1日に新病院設立に向け締結した覚書で、設置者は土岐市と瑞浪市で設立した東濃中部病院事務組合、管理者はJA岐阜厚生連となることが明らかにされた。
 建設予定地は土岐市肥田町浅野地内の肥田グラウンド西部。具体的な敷地面積や病院建物の規模などについては未決定となっている。

提供:建通新聞社