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　松山市は、「第８期市高齢者福祉計画・介護保険事業計画（２０２１〜23年度）」に基づき介護サービスの基盤を整えるため、広域型特別養護老人ホームなど市に必要な福祉施設を整備する事業者を公募する。これに先立ち６月25日に整備施設の種類別に事業者向け説明会を行う。８月にも募集を開始、年内をめどに事業候補者を決めることにしている。
　募集対象となる福祉施設と整備数は、介護老人福祉施設（広域型特別養護老人ホーム）が１施設60床、地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護（小規模特別養護老人ホーム）が１施設29床、認知症対応型共同生活介護（認知症高齢者グループホーム）が１施設18床、混合型特別施設入所者生活介護（介護付き有料老人ホーム）が40床。事業者公募に当たり、建設地については区域等の指定は行わず、市内全域を対象とする予定。
　所管は高齢福祉課。第８期計画では、募集する施設の開設目標を23年度末までとしているが、市は各事業者に22年度末までの施設開設を求めることにしている。
提供：建通新聞社