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日刊建設タイムズ社
2021/06/29

【千葉】清水建設で10月着工/流通経済大学付属柏中を/日通学園

 学校法人日通学園(茨城県龍ケ崎市平畑120)は、柏市十余二字伊勢原1―20ほかの流通経済大学付属柏高等学校敷地内に、RC造一部S造・木造4階建て、建築面積3176・59u、延べ床面積7889・59u、高さ17mの「流通経済大学付属柏中学校」を増築する。清水建設叶逞t支店(千葉市中央区富士見2―11―1、電話043―227―0231)の施工で10月1日に着工し、2022年12月31日の完成を目指す。23年4月の開校予定。設計者は同社一級建築士事務所(東京都中央区京橋2―16―1)。
 中学校の設置により、中高一貫校を実現する。募集定員は1学年140人の予定。想定する通学範囲は、柏市、流山市、松戸市、野田市、鎌ケ谷市、我孫子市、東京都足立区、埼玉県三郷市・八潮市、茨城県取手市・つくば市・守谷市・つくばみらい市および、さらにその近隣市など。
 日通学園の設立母体である日本通運鰍フ企業理念「社会に貢献し、豊かな未来を創る」と、流通経済大学の教育理念「世界に雄飛する社会有為な人材の育成」に基づき、新たな時代を見据えた私学独自の教育プログラムを展開することとしている。
 建物については、災害時の避難所と同等の耐震性能を確保し、衛生面などにも配慮。感染症対策として、手洗い自動水栓、手洗いの多数設置、換気量・空調能力の増強、抗菌・抗ウイルス建材の採用、上下二足制などの対策を施す。
 2〜4階に、普通教室と学習コミュニケーションラウンジを設置。そのほかの主なフロア計画は▽1階=職員室・会議室、応接室、保健室・カウンセリングルーム、個別対応ラウンジ・ブース、対面カウンター、トレーニング場、卓球場、事務室▽2階=昇降口・安全安心設備、マルチメディア音楽室、生徒会室、技術室▽3階=美術室▽4階=家庭科室。
 GIGAスクールに対応し、キャンパス内にWi―Fi環境を完備するほか、全教室にマルチメディア設備を配備。
 さらに、中高をつなぐ図書・メディア棟「RYUKEI LINKS」を新設する。フロア計画は▽1階=ICT活用・STEAM教育環境(理科実験室、STEAM教育環境、ICT・ALスペース、サイエンスラボ、ワークスペース)▽2階=主体的な学び・好奇心が広がる環境(収蔵図書エリア・7万冊収納、自習室、ギャラリー)▽3階=グローバルコミュニケーション環境(グループ学習スペース、バーチャル学習ルーム、イングリッシュラウンジ、テラス席)――となっている。k_times_comをフォローしましょう
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