建通新聞社(神奈川)
2021/06/25
【神奈川】北里大21年度事業計画に中央図書館構想等
学校法人北里研究所(東京都港区白金5ノ9ノ1)は、北里大学相模原キャンパス(相模原市南区北里1ノ15ノ1)の再整備の一環で、医学部と看護学部の校舎建て替え整備計画や、「(仮称)中央図書館」の建設構想の推進などを盛り込んだ2021年度事業計画を明らかにした。
事業計画にある総合事業計画によると、相模原キャンパス(相模原市南区北里1ノ15ノ1)で計画している医学部と看護学部の校舎建て替えは、21年度にも設計を進めるとともに、工事の発注手続きを行う見通し。22年度の着工、24年度の完成を目指す。
また、敷地東側に立地する大学病院3号館と西側に点在する医学部の既存校舎の解体に加え、それに伴う熱源設備やインフラの更新・整備計画を21年度内にまとめる計画だ。23年の既存建物の解体着手につなげる。
中央図書館の建設構想については、施設の役割や機能に加え建設計画の策定要件などをまとめた構想推進委員会からの提案を踏まえ、21年度に基本・実施設計に着手。22年度に設計をまとめるとともに、工事発注と契約の手続きを進める。23年度の着工、24年度の完成を目指す。
この他、十和田キャンパス(青森県十和田市)では、校舎の耐震化率100%に向け耐震未改修の校舎9棟のうち、「X2号館」「X7号館」の2棟で耐震改修を進める。他の耐震未改修の建物については、改修か廃止するかの方向性を定め、23年度に改修または解体工事を行うことで対応する考え。提供:建通新聞社