全国砂防関係工事安全施工管理技術研究発表会実行委員会が選んだ2021年度の優秀論文表彰の伝達式が、6月22日に国土交通省越美山系砂防事務所で行われた。
21年度は全国から応募があった380の論文のうち優秀論文として8題が選ばれた。8題のうち中部地方整備局管内で唯一選ばれた加藤建設(岐阜県揖斐川町)の立田有希さんに、丹羽俊一越美山系砂防事務所長が表彰状を手渡した=写真。
立田さんが担当した「令和元年度越美山系ワシズ洞第1砂防堰堤工事」現場で、下請けを含む職員全員で地域住民や環境へ配慮した新たな取り組みを「新しい建設現場環境の模索について」と題してまとめた。立田さんは「うれしい。これからもどんどん挑戦してより良い環境を作っていきたい」と話した。
丹羽所長は「今後も安全対策に対する創意工夫を重ね、技術者としてさらに活躍することを願う」とエールを贈った。
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建通新聞社