琴浦町は、山陰道道の駅「琴の浦」内にある物産館ことうらの全面リニューアルに着手する。施設改修工事を8月ごろに入札する見通し。
道の駅琴の浦は、2011年に琴浦パーキングエリアとして完成し、17年に同一敷地内の琴浦パーキングエリアと物産館ことうらを一体化し、道の駅「琴の浦」がオープンした。同駅は開設10年を迎え、全面リニューアルすることで地元産品の販売や地域観光への誘客を図る。
計画では、施設内の壁を撤去し、厨房、鮮魚・惣菜作業室、事務室などを移設。来客者の導線を確保し、館内全面をオープンフロアへ変更する。また、フードコートスペースを現状の1・5倍の約100席へ拡張し、日本海が眺望できるロケーションを活用してガラス張りのテラス席を設ける。
改修工事の概算工事費は1億9000万円。工期は22年3月末まで。22年春のグランドオープンを予定している。実施設計はカノン設計室が担当。
日刊建設工業新聞