内灘町は、向粟崎小(向粟崎2丁目)の大規模改修に向けた基本計画の策定にのりだす。年度内に整備方針などを取りまとめ、22年度の実施設計、23、24年度の工事着手を視野に入れている。
6月補正予算に関連委託料49万5000円を盛り込んだ。
向粟崎小は1977年に建設され、89年に一部増築された。施設規模はプレイルームなどを含む校舎棟がRC造2、3階建て延べ4916平方メートル、体育館が同2階建て1061平方メートル。99年から01年にかけて実施した大規模改修から20年以上経過し、外壁や設備関連の劣化が進んでいることから、町は安全安心な教育環境の充実を図るため、2度目の改修に取り組むことにした。
町は昨年度に策定した学校施設個別施設計画(担当・計画情報研究所)に基づき改修を実施し、屋上防水や照明のLED(発光ダイオード)への切り換えなども予定している。
このほか町は、6月補正予算で事業費1783万8000円を計上し清湖小の屋上防水改修にも取り組む。昨年度から進めている大根布小の大規模改修の2期工事も完了させる予定としている。