県土木交通部建築課教育施設係は、大津市御陵町にある「大津商業高校」について、第1校舎など便所改修工事を計画している。実施設計を今年度内をメドに取りまとめ、工事発注は、早ければ22年の春頃を予定。
工事着手時期については、22年7月頃を目指して事業を図っていく。
概算工事費は、約1億0400万円を見込んでおり、工事期間は、夏休みをメインに、23年1月頃の完成を目指している。
第1校舎など便所改修工事が計画されている大津商業高校は、大津市御陵町2―1に位置し、敷地面積4万4367平方bで、改修工事が行われる対象施設は、第1校舎(RC造3階建、延3161平方b)にある2〜3階男女便所(合計約91平方b)の便所改修工事と、それに伴う電気設備工事、機械設備工事各一式。第2校舎(RC造3階建、延1418・55平方b)にある2〜3階男女便所(合計約96平方b)の便所改修工事と、それに伴う電気設備工事、機械設備工事各一式に取り掛かっていく。
県では、教育施設の便所等の改修工事に取り掛かり、施設長寿命化を図るとともに、教育の環境を整えることを目的として着手している。
なお、実施設計は、水原建築設計事務所(彦根市)が担当。
また、そのほかに近江八幡市にある八幡工業高校、東近江市にある八日市高校、高島市にある高島高校、についても、便所改修工事を計画している。
提供:滋賀産業新聞