三重県県土整備部営繕課は、盲学校・聾学校建設工事他設計業務を第2四半期に公募型プロポーザル方式で委託事業者を募集する。
業務は、校舎・屋内運動場などを建設するため延べ床面積約1万1000平方bの設計と、隣接する城山特別支援学校の共同給食調理場(鉄筋コンクリート造平屋770平方b)の内外部改修に向けた設計を行う。履行期間は約17カ月。
盲学校・聾学校は、老朽化や津波浸水想定区域内であることなどを理由に、旧小児心療センターあすなろ学園(津市城山1、敷地面積約1万7000平方b)の敷地に移転統合する。移転する際に特別支援学校内に統合寄宿舎の建設も計画しており、5月28日付けで別途、設計業務の入札を公告した。寄宿舎は木造2階建て延べ約1500平方b。
駐車場やグラウンドなどについては北側に位置する旧草の実リハビリテーションセンター(敷地面積約1万3400平方b)に整備する。
スケジュールは2021年度に基本設計、22年度に実施設計を行い、23年度から着工する。25年度の供用を目指す予定だ。既設の学校施設の跡地利用は未定。
提供:
建通新聞社