県県土整備部都市整備局住宅課は、金ケ作県営住宅第2期工事に着手する。2021年度に建築、機械設備、電気設備の3分離で発注する。建築は第2四半期、設備は第3四半期にそれぞれ一般競争入札を公告。工期は14か月を見込む。実施設計は20年度、竹江設計事務所(鎌ケ谷市西佐津間1―18―1)が担当した。
事業費は当初予算に6500万円を計上するとともに、13億8500万円の債務負担行為を設定。さらに6月補正予算案で1721万1000円を増額し、全体で14億6721万1000円となる。
建設場所は松戸市金ケ作地先。敷地面積は6025・48u。用途地域は市街化調整区域。建物規模はRC造5階建て延べ約3360u。戸数は54戸。共同住宅のほか、RC造平屋建て延べ約101uの集会所を整備。既存2号棟集会室については、住戸に改修する。改修戸数は2戸を予定する。
このほか1号棟と2号棟について、下水道接続工事を実施。浄化槽から下水道に切り替える。1号棟はRC造5階建て延べ約4650u、2号棟はRC造5階建て延べ約3503u。
同住宅は1期と2期を合わせて約192戸を整備する計画で、1期は09〜10年度の2か年で1、2号棟合わせ136戸を整備した。1期の建物規模はRC造5階建て2棟延べ約8152u。1号棟が79戸で延べ4650u、2号棟が57戸で延べ3503u。
1期の実施設計は鈴木建築設計事務所(松戸市南花島1―5―11)が担当。建築は鎌形・鵜沢JV、電気設備はE&Eシステム、衛生設備は早見設備が施工した。