県土整備部は15日、県道東伯関金線改良で杉下橋PC上部工の設計図書をまとめた。大型工事の予定価格は4億円近く。きょう16日にも調達公告し、7月上旬までに開札する。
琴浦町下大江〜杉下の加勢蛇川に架かる杉下橋は、現橋の直下流に改築される。同部の説明によると、現地ではすでに下部工3基(張り出し式橋脚1基、逆T式橋台2基)が完成しており、現道を通しながら改築する新橋のタイプは「ポストテンション方式2径間連結PCT桁橋」。橋長78・6b、車道幅員7・5b、歩道幅員2・3b。
15日に固めた調達条件は県内外PC2社によるJV。「技術提案評価型総合評価」を適用する。技術テーマにはPCケーブルの品質管理と安全管理に提案を求める。
同部は「発注事務がととのえば16日に公告したい」(道路建設課)と話しており公告後、見積期間をとって7月8〜9日に開札して技術審査に入る。工期391日間。
日刊建設工業新聞