6月定例県議会は14日開会し、平井伸治知事が新型コロナウイルスの封じ込め対策を盛り込んだ80億7000万円の一般会計補正予算案など14議案を提案した。会期は7月5日まで22日間。
提案理由説明で平井知事は「経済、県民生活の回復に向けてアフターコロナも見据え、デジタル化の推進や強い農林水産業の実現、安全・安心な地域づくりを展開する」と決意を述べた。
補正後の一般会計総額は3696億5000万円。主な補正内容は、新型コロナ関連23億6100万円、デジタル化の推進5100万円、強い農林水産業の実現9億0900万円。公共事業は地域高規格道路の岩美道路、倉吉関金道路、江府道路など、国認証増を中心に40億8700万円を追加する。
今後の議事日程は、代表質問が16日に自民党松田正議員、一般質問は18日から6日間。
日刊建設工業新聞