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建通新聞社(中部)
2021/06/11

【岐阜】坂倉準三氏設計の岐阜市民会館 大ホールの天井補強

 岐阜市は、市民会館の大ホールの天井を補強するため、6月補正予算案に事業費2億2000万円を計上し、同時に2022年度までの繰り越しを設定する。発注は設計・施工を一括で第4四半期にプロポーザルまたは一般競争で行い、22年3月議会の承認で着手する考えだ。坂倉準三氏設計の岐阜市民会館
 同会館は、建築家の坂倉準三氏の設計で1967年に完成した。50年以上が経過し老朽化が進んでいることから、13年に耐震補強と別館を減築している。しかし大ホールの天井が特定天井に該当するため補強し、建築基準法に適合させる。
 20年度には躯体の健全度や経年劣化の進行度、天井を補強した場合の重量増加による安全性について調査し、補強工事が可能と判断した。
 規模は、つり天井が728平方b、建物全体が鉄筋コンクリート一部鉄骨造地下1階地上4階建て延べ8265平方b。
 場所は美江寺町2ノ6。

提供:建通新聞社