玉野市は、新市民病院建設予定地にある旧文化センター・サンライフ玉野・旧検察庁舎の解体工事を一括して9月に発注する。
各施設の規模は旧文化センターが鉄筋コンクリート造3階建て延べ4107平方b、サンライフ玉野が同造2階建て延べ1126平方b、旧検察庁舎が同造2階建て延べ267平方b。3月に取得した旧検察庁舎の解体設計を塩飽設計(笠岡市)で進めており、これが完了次第、解体工事に着手する。解体工事は2021年度末までの工期を見込む。
一方、本体建設については、設計を久米・宮ア・山陽設計共同体(大阪市西区)で進めており、ECI方式の事業形式によるプロポーザルで年内に施工予定者を選定したい意向。新病院の規模は鉄筋コンクリート造または鉄骨造で延べ床面積約1万5200平方b。造成・外構・駐車場工事を除く概算工事費は約57億円。工期は2年を見込んでいる。建設地は宇野2。
既存の病院は耐震性が低いため、新病院完成後に取り壊す方向で検討している。こちらの規模は鉄筋コンクリート造6階建て延べ1万1000平方b。
「提供:建通新聞社」