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　伊豆市は、市所蔵作品の展示を含めた美術館の建設に係る基本構想策定業務に携わる事業者を公募型簡易プロポーザルで６月17日まで募集している。
　募集終了後は７月７日〜13日で技術提案書などの１次書類審査を実施。７月14日に１次審査通過者を通知。７月28日〜29日でプレゼンテーションおよびヒアリング審査の実施・結果通知までを完了し、８月10日に選定した事業者との契約を締結する。履行期間は契約締結翌日の８月11日から２０２２年３月22日まで。委託の上限金額は１１００万円（税込み）。
　資格要件は、市入札参加資格者名簿に登録されていること、01年以降に国または地方自治体が発注した同種もしくは類似の業務を元請けとして受注した実績を有することなど。
　事業は、市が所蔵する美術品を適切に保存・管理しながら後世に伝え、市民の美術に対する関心を高めつつ観光振興に寄与する美術館を建設するもの。同業務では運営における民間活力導入の可能性を想定しながら具体的な調査を行い、その結果を「伊豆市美術館基本構想」としてまとめる。
　具体的には�@美術館の必要性とコンセプトおよび求められる機能の整理�A民間事業者による事業実現可能性調査�B美術館の整備手法、運営手法の多面的な比較検討資料の作成�C他自治体等の同規模美術館の事例調査・比較検討�D建設候補地の比較評価―などを実施する。
　担当は伊豆市教育部社会教育課　電話０５５８（８３）５４７６。

提供：建通新聞社
（2021/6/11）

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