徳島市は市内・市外(県内の市外)業者の2021年度競争入札参加資格について、工種ごとの格付けを発表した。工事の登録業者数は市内・市外で計492者(前年度比7者減)。このうち市内業者は391者(11者減)、市外業者は101者(4者増)。市内業者のうち、土木工事の登録業者数は277者(10者減)、建築工事は127者(1者減)となっている。
格付けは、各業者の格付点数以外に、技術者要件、完工高要件など工種ごとに所定の要件を満たしているか確認した上で選定した。このため各付点数が高くても所定の要件を満たしていない場合、より下位の等級となる。
格付基準のうち土木一式、建築一式の技術者条件は前年度と同じ。ただし完成工事高条件は、土木一式、建築一式とも最終数値(総点)を全等級で変更した。土木一式特A級で総点は957点以上(前年度は956点以上)、A級で770点以上(734点以上)に、建築一式は特A級837点以上(920点以上)、A級で813点以上(801点以上)にしている。
市内業者の格付けは、土木一式が総点の高い順に上位19者が特A級、次位26者がA級、以降67者がB級、81者がC級、84者がD級となった。市内業者の建築一式は、上位16者が特A級、次位12者がA級、15者がB級、84者がC級となっている。
土木一式の格付け1位は姫野組(徳島市)で総点は1878点、建築一式1位も姫野組で総点は1884点。
市内業者の、業種(工種)ごとの登録業者数は、電気66者(1者減)、管69者(1者減)、鋼構造物35者(2者増)、舗装49者(1者増)、塗装50者(同数)、機械31者(1者増)、造園30者(2者減)、水道75者(1者減)、解体61者(7者増)−など。
提供:建通新聞社