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建通新聞社四国
2021/06/10

【香川】高松市 市場水産物棟等基本計画検討でプロポ

 高松市は「高松市中央卸売市場水産物棟等基本計画詳細検討業務」の委託先を決めるため、公募型プロポーザルの手続きを開始した。現在、中央卸売市場再整備事業で青果棟の移転、新築を進めており、移転後の跡地に新たに水産物棟を整備することから、規模や機能、配置などを具体化して整備計画の詳細検討を行うとともに、PFI導入などの事業手法についても検討する。
 参加表明書は6月29日、提案書は7月8日まで受け付ける。契約金額の上限は1620万円(税込み)。履行期間は2022年10月28日まで。参加資格は高松市入札参加資格者名簿(測量・建設コンサルタント業務)に登載。PFI導入可能性調査、卸売市場再整備に関する計画策定支援業務の実績などがあるなど。書類での第1次選考を7月上旬に実施し、第2次選考のプレゼンテーションを7月27日に開き、優先交渉権者を決定。8月に契約締結する。
 同再整備事業では、22年度に青果棟の建設に着手する。新型コロナウイルス感染症の影響で整備スケジュールを修正しており、完成時期は23年度末から24年度初めに変更した。青果棟は閉鎖型施設で中央棟、東棟、西棟、南棟の4棟で構成。規模は鉄骨造2階建て延べ約1万3000平方b。朝日町3丁目の日本たばこ産業(JT)原料倉庫跡地5万0470平方bに移転、新築する。
提供:建通新聞社