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　金沢市は７日、泉本町６丁目地内「新共同調理場建設工事基本設計業務委託」を、１２６７万３０００円で土倉建築事務所に落札決定した。３日の開札分。
　業務内容は新共同調理場建設工事に係る基本設計一式。構造はＳ造などで、延べ床面積は約４３００平方メートル。計画調理能力は８０００食。敷地面積は約８２００平方メートル。直接工事費概算額は建築工事が約１０億７７００万円、設備工事が約１０億円を見込む。委託期間は２２年１月３１日まで。
　新共同調理場は老朽化した鞍月、扇台の２共同調理場と富樫および三馬、伏見台、大徳の４小学校に併設する単独調理場の施設を集約する。建設場所は直江町に移転した県県央土木総合事務所の跡地と、それに隣接した旧交通機動隊庁舎跡地を合わせた敷地とする。
　市が１９年度に策定した学校給食調理場再整備計画によると、新設する共同調理場では、食育の推進に向けて調理工程などの見学や学習活動に配慮した整備を行う方針を示している。